ブリックへの行き方

福岡の夜が、ずっとおもしろい理由。——音楽と街と、Sound Bar BRICK。

福岡という街が好きだ。

コンパクトで、熱くて、食がうまくて、人がフレンドリー。それだけじゃなく、この街には「夜のおもしろさ」がある。中洲の歓楽街を筆頭に、大名・薬院・警固・春吉——エリアごとに異なる夜の顔があって、それぞれの場所でそれぞれの文化が育っている。

そしてその中でも、音楽を軸にした夜の文化が、福岡には深く根づいている。

今回は Sound Bar BRICK の公式ブログとして、少し視野を広げた話をしたい。「福岡の夜と音楽」というテーマで、私たちがこの街のどこに立っているのかを、正直に書いてみようと思う。


福岡は、ずっと「音楽の街」だった

福岡が音楽的に豊かな街であることは、もはや言わずもがなかもしれない。

チェッカーズ、TUBE、福山雅治、THE BACK HORN、SID、Creepy Nuts(MCのR-指定は福岡出身)——福岡出身または福岡にゆかりを持つアーティストを挙げればきりがない。ライブハウス文化も充実していて、DRUM Be-1、BEAT STATION、Zepp Fukuokaなど、規模を問わず音楽が鳴り続ける箱が街のあちこちにある。

でも私たちが注目したいのは、もう少し日常に近い話だ。

ライブを観に行く「非日常」ではなく、普通の夜に音楽と一緒にいる「日常」。仕事終わりに、仲間と、好きな音楽の流れる場所でお酒を飲む。それが当たり前にできる街かどうかで、その街の夜文化の豊かさはだいぶ変わってくると思っている。

そういう意味で、福岡の大名・薬院エリアには、良質な音楽バーやラウンジが点在していて、独自の「夜の生態系」が形成されている。Sound Bar BRICK も、その一部として、この街の夜文化に根を張ってきた。


「箱」の力について、真剣に考えたこと

音楽体験の質は、「箱」によって大きく変わる。

同じ曲でも、スマートフォンのスピーカーで聴くのと、しっかりしたスピーカーで聴くのとでは、感動の深さが違う。これは誰でも経験的にわかることだと思う。では「バーで音楽を聴く」場合、何が体験の質を決めるのか。

答えはシンプルで、音響設備と、空間の設計と、その場にいる人間の意識だと私たちは考えている。

BRICKが開業するにあたって、もっとも時間とコストをかけたのが音響設備だった。プロユース対応のスピーカーとミキサー、吸音設計の内装。「バーのBGM」ではなく「音楽を体験できる場所」にするための投資を、開業前から惜しまなかった。その判断が正しかったかどうかは、来てくれたお客さんの「音が違う」という言葉が教えてくれている。

音楽は空気を変える。雰囲気を変える。人の気持ちを変える。そのことを信じているから、私たちは音にこだわり続ける。


大名という場所を選んだ理由

天神の中心部から少し歩いた大名エリア。おしゃれなカフェやセレクトショップが軒を連ねるこの街は、昼と夜で全然違う顔を持っている。

昼間は穏やかで、夜になると少し大人びて、どこか余白がある。そんな大名の空気感が、BRICKのコンセプトとぴたりと合っていた。天神のど真ん中の喧騒でもなく、住宅街の静けさでもない。**ちょうどいい「夜の温度」**が、大名にはある。

ビルの5階という立地も、意図的な選択だった。路面店のように誰でもふらりと入れる場所ではなく、「知っている人が来る場所」にしたかった。敷居を高くしたかったわけではない。ただ、「来ようと思って来た人」が集まる空間のほうが、良い夜が生まれやすいと思っていた。

その直感は、今のところ正しかったと思っている。


福岡の夜に、DJバーという選択肢を

音楽バー・DJバーという業態は、東京や大阪では一定の市民権を得ているが、福岡ではまだ「敷居が高いもの」というイメージを持つ人が少なくない。

でも実際に来てもらえればわかる。BRICKのDJイベントは、チャージ500〜1,000円という設定で、特別な知識も作法も要らない。EDM・R&B・ヒップホップ・ハウスと、誰もが一度は聴いたことのあるジャンルを中心に、その夜の空気に合わせてリアルタイムで選曲が変わっていく。

「クラブは疲れる、でも普通の居酒屋じゃ物足りない」——そういう夜に、BRICKはちょうどいい。音楽があって、お酒があって、話せて、聴けて、盛り上がれる。そういう場所が福岡にもっと増えてほしいと思っているし、BRICKがそのきっかけのひとつになれたら嬉しい。

DJへのリクエストも、ぜひ遠慮なく。好きなアーティストの名前を伝えてもらえれば、あの音響で流す。「こんな音でこの曲聴けるの?」という体験を、ぜひ一度。


春が来る前に。——追いコン・送別会・卒業パーティーの受付について

少し告知をさせてください。

2〜3月は、別れと旅立ちの季節だ。

卒業、異動、転職、引っ越し。長く一緒にいた仲間との最後の夜を、どこで過ごすか。「居酒屋でいいか」で決めてしまう前に、少しだけ考えてほしいことがある。

その夜は、一生に一度しかない

BRICKでは現在、追いコン・送別会・卒業パーティーの貸切予約を受け付けています。最大70名(着席50名)まで対応できるので、サークル・部活・職場の仲間内での開催にも対応可能です。

BRICKで開催することの最大の強みは、映像演出と音楽演出が同時にできること。持ち込んでいただいたスライドショーや思い出動画を巨大プロジェクタースクリーンに映し、プロ仕様の音響で再生する。それだけで、普通の会場とはまったく違う感動が生まれる。「音楽が流れた瞬間に全員が泣いた」「先輩が一生忘れないと言ってくれた」——そんな報告を毎年もらっています。

サプライズ演出の相談も大歓迎。「こんなことできる?」という段階から、一緒に考えます。

2〜3月の週末は予約が集中します。日程が決まったら、早めのご連絡を強くおすすめします。


この街の夜と、これからのBRICK

福岡の夜文化は、まだまだ進化している。

新しいお店が生まれ、新しいシーンが育ち、新しい人が集まってくる。その中でBRICKは、ド派手に目立つわけでも、流行を追うわけでもなく、「良い音楽と良いお酒がある夜」を愚直に作り続けるという選択をしてきた。

これからも変わらない。音楽への敬意と、来てくれるお客さんへの感謝を持ちながら、この大名の5階で夜を続けていく。

福岡の夜がおもしろいのは、こういう場所がちゃんと残っているからだと、私たちは思っている。そしてBRICKが、その「ちゃんと残っている場所」のひとつであり続けられるよう、今夜も準備をして待っています。

はじめて来る方も、久しぶりの方も、いつも来てくれる方も。大名の5階で、お待ちしています。


INFORMATION

Sound Bar BRICK — 公式情報

  • 住所:福岡市中央区大名2-1-14 天神アッシュビル5F
  • TEL:092-406-9070
  • 営業時間:月〜木・祝 21:00〜翌3:00 / 土 21:00〜翌5:00 / 日 通常営業
  • 収容人数:最大70名(着席50名)
  • アクセス:天神駅・西鉄福岡駅・赤坂駅 各徒歩約5分

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